せともの祭への出店を申請しました。
2018年9月8日(土)、9日(日)に開催されるせともの祭りの出店に、「せともの本舗」®として本日申請をしてきました。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/setomono/
【せともの祭りとは】
せともの祭は、江戸時代に磁器の製法を九州で学び、瀬戸に伝えた磁祖加藤民吉翁の遺徳をたたえる産業祭として 昭和7年に開催されました。過去に86回開催されており、お祭り2日間は、数多くの行事が開催されます。 なかでも「せともの大廉売市」は全国津々浦々から数十万人の人出でにぎわい、今日では全国最大の規模といわれています。
2017年は「ミスせともの」発表披露会が盛大に開催され、瀬戸市の一大イベントとなっています。
瀬戸物祭りの一番の見どころは何と言ってもせともの大廉売市です。
お茶碗や丼が定価の半額以下で買える機会ですので、来場者のほとんどがこの大廉売市を目当てにやってきます。
交渉によってはつけられている値段よりも安くしてもらえるので、その駆け引きも楽しみです。
【グルメ】
またお祭りの醍醐味でもある屋台ももちろん出店します。
特に瀬戸市のご当地グルメと言えば醤油ベースの味付けが特徴の瀬戸焼きそばです。
一般的なソースベースの味付けの焼きそばと全然違う瀬戸焼きそばは、初めて食べたのに何故か懐かしい気がする不思議な味で、ふとした時にまた食べたくなる、そんな焼きそばです。
60年以上の歴史を持つ瀬戸焼きそばは、瀬戸焼きそばアカデミーという団体も組織されて全国に知られつつある焼きそばで、B-1グランプリにも出店しています。
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230302/23037572/
このように、せともの祭では瀬戸物を廉価で買えるだけでなく、普通の屋台もあり、大人だけでなく、子供でも楽しめるお祭りとなっています。
そのため全国から陶磁器を求める方やお子様連れで多数の方が足を運び、来場者数は年々増加傾向にあります。
せともの祭の来場者数は約50万人ほどですが、これがどれぐらいの規模かと言うと、名古屋地区最大のお祭りの「どまつり」が約200万人、豊田おいでん祭りが36万人、名古屋みなと祭りが35万人で、名古屋都市圏第2位の来場者数のお祭りです。
【必ず雨が降る?】
ちなみにせともの祭には必ず雨が降るという噂があり、私は幼いころは瀬戸市にある母の生家からお祭りへ行っていましたが、ほぼ必ずどちらか1日は雨が降りました。
理由は諸説ありますが、私が祖母から聞いた話は、その昔、加藤民吉が磁器の製法を探るため、肥前・有田に赴き、尾張から来たことを隠して、有田焼の製法を会得しようとしました。
そして、地元に妻子がいるにもかかわらず、九州で窯元の娘と結婚して子供をもうけました。
しかし、有田焼の製法を会得することに成功した民吉は、九州での妻子を置いて瀬戸に帰ってしまいました。
そして、その後を追って瀬戸にやってきた九州の妻子は瀬戸に民吉の妻子がいることを知って、池に身を投げてしまいました。
瀬戸物祭りに必ず雨が降るのはその妻子の涙だと言われるようになった、とのことでした。
とても悲しいお話ですが、実際には台風の多い時期のため、降水確率が高くなる、というのが科学的な根拠のようです。
そしてこれを回避するために、十数年前までは9月の第三土日に開催されていたのを第二土日に変更しました。
その結果降水確率も格段に低くなり、ここ数年は天候にも恵まれ、大盛況となっています。
【秋の夜空を彩る美しい花火】
初日の夜には、9月には珍しい花火打ち上げが行われます。約1,000発の花火が秋の夜空を美しく彩り、お祭りに華を添えます。
開催日:2018年9月8日(土)
開催時間:19:00~19:40
打上げ場所:権現山
打上数:約1,000発
*雨天決行(荒天の場合は9月9日に延期)
【お祭り概要】
せともの祭り2018
・開催日程:2018年9月8日(土)~9日(日)
・開催時間:9:00~20:00(9日は19:00まで)
・開催場所:瀬戸川(矢田川)の両岸・窯神通・瀬戸蔵屋外広場・パルティせと駅前広場
・アクセス:名鉄瀬戸線・尾張瀬戸駅下車すぐ
・問合せ先:瀬戸商工会議所内・大せともの祭協賛会
電話:0561-82-3123
(上記の時間と場所はせともの大廉売市のものです。)
【アクセス】
◆電車◆
車で行って渋滞や駐車場探しで時間を取られたくないという方は、JR名古屋駅からの電車のアクセスが二通りあります。
①JR名古屋駅
↓ 名古屋市営地下鉄東山線・藤が丘行きで5分
名古屋市営地下鉄・栄駅
↓ 徒歩5分
名鉄・栄町駅
↓ 名鉄瀬戸線急行・尾張瀬戸駅行きで31分
名鉄・尾張瀬戸駅
②JR名古屋駅
↓ JR中央本線・高蔵寺行きで13分
JR大曽根駅
↓ 名鉄瀬戸線急行・尾張瀬戸行きで25分
名鉄・尾張瀬戸駅
歩きたくないという方には二つ目の方法がおすすめで、料金も50円ほど安いです。
電車で行く方のために会場には宅配業者のブースもちらほらとあり、購入した瀬戸物を送ることができるので便利です。
◆車◆
瀬戸物は重いですから、たくさん購入するときにはやはり車での移動が便利です。
せともの祭りの会場に一番近いインターチェンジは東海環状自動車道のせと赤津ICです。
カーナビには「尾張瀬戸駅」または「愛知県瀬戸市山脇町12−1」と入力してください。
東海環状自動車道への各高速道路からの接続は次のようになります。
・新東名高速道路・伊勢湾岸自動車道 豊田東JCT
・中央自動車道 土岐JCT
・東海北陸自動車道 美濃関JCT
・名神高速道路 養老JCT
・新名神高速道路 新四日市JCT
◆駐車場◆
重い瀬戸物を持ち運ぶにはやはり車が便利ですが、50万人もの来場者に対して駐車場は2,300台余りと圧倒的に少ないのが現状です。
瀬戸市は城下町で道幅もそれほど広くなく、瀬戸物祭りの当日は道路も渋滞し駐車場に入るまでに時間がかかってしまうので、車で行く場合には早めに行くことが必要になります。
瀬戸物祭りで用意される駐車場は次の通りです。(「駐車場名・収容台数・会場まで・備考」の順に記載しています。)
瀬戸市役所・100台・徒歩25分
本山中学校・350台・徒歩10分・仮設トイレ有
窯神グランド・400台・徒歩10分・仮設トイレ有
深川小学校・250台・徒歩10分・雨天時使用不可
瀬戸市文化センター・420台・徒歩10分
野球場(瀬戸南グランド)・280台・徒歩10分・雨天時使用不可
水無瀬中学校・300台・徒歩15分・仮設トイレ有
陶原公民館・200台・徒歩15分・仮設トイレ有
瀬戸商工会議所・50台・徒歩30分
駐車場に入れるのは午前9時からで、小中学校の駐車場は雨天の場合には使用できません。
せともの本舗®のブースでは、食器の販売だけではなく、色々な企画を予定しています。
ブースの位置などの詳細は、当ブログで順次更新して参りますので。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
【参考サイト】
一般社団法人 愛知県観光協会ホームページ https://www.aichi-now.jp/spots/detail/65/
せともの祭り公式ホームページ http://www.setocci.or.jp/setomonomatsuri/(2018年7月10日現在、昨年の情報)
Holiday Inc. https://haveagood.holiday/plans/91713