終活について

【終活とは？】

最近メディアなどでも取り上げられるようになった「終活」という言葉。
なんとなく耳にする機会があった方も多いのはないでしょうか。
終活は死と向き合い、最後まで自分らしい人生を送るための準備のことです。

【具体的に何をすればよいか？】

終活で行うことは人それぞれ異なり、具体的に何をするのかも正確な定義がありません。
本人の意思や周囲の状況によっても異なりますので、
どんな終活をするのかは人それぞれ様々なやり方があります。
葬儀の準備や荷物の整理など、残された人々が困惑しないような準備を進めておくことや、
急な不幸が訪れた時に備えて、ご自身の気持ちを振り返り、ノートなどに整理しておくことで、
より前向きな人生を過ごすことに繋がります。

【エンディングノートとは？】

代表的なものにエンディングノートと呼ばれる人生の記録を記すノートがあります。
葬儀の希望や、知人などへの連絡先、貯蓄・保険・年金・その他の貴重品の情報など、
突然死亡したときにでも家族が困惑しないための情報を書いておくことで、
残された人々も故人の生前の意思を確認することができます。
他にも、これまでの人生の出来事を記すことで、自身のライフステージを振り返ることもできます。
この世に生を受けてから就職や結婚などひとそれぞれ様々なイベントがあり、
喜びや悲しみなど喜怒哀楽を経て、現在に至っています。
パートナーへの感謝の意や誰かに伝えておきたいメッセージなども、
エンディングノートに記しておくことで、気持ちの整理をすることもできます。

【葬儀をあらかじめ予約しておく】

何も準備をしていない状態で、急な不幸が訪れた場合、
まず家族は誰に訃報の連絡をすれば良いのか分からずに慌てたり、戸惑うことがあります。
そんな中、費用のことなども考えずに葬儀屋の予約をし、
高額な費用を支払うことになってしまうと、後味の悪い見送りになってしまうかもしれません。
お金の負担や葬儀を安心して進めることができる面も含めて、
生前に葬儀の予約をしておくケースもあります。